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(4) 国際連合・DHAの活動の仕組み

 

 

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5 広島県とDHAとの連携
(1) 経緯
広島では、1995年3月から、「広島国際貢献構想」の策定に取り組み、構想に盛り込む国際貢献プロジェクトとして、「国際緊急援助拠点整備」を掲げ、人道援助分野におけるDHAとの連携を検討することとなった。
一方、1995年度、国土庁の委託事業として、地方における国際化の進展を踏まえ、地方圏の諸都市と国際機関との連携・協力の実態を把握し、地方の国際機関等との共同プロジェクトの在り方を探るため、「国際機関等との協力による地方振興の可能性に関する調査」が実施された。
広島は、この調査の事例調査対象地域として選定され、自然災害等の被災地に対する人道援助活動におけるDHAとの連携・協力が取り上げられた。
また、広島国際貢献構想を策定する過程で、広島の国際緊急援助活動に関する取り組みとして、1996年2月、AMDAが行う中国四川省・青海省の省境の大雪災害への救援活動に対して、中国西北航空公司の協力を得て物資輸送面の支援を行った。
(2)DHAとの連携
国際緊急援助活動に関しては、現在、国連機関として、国連児童基金(UNICEF)、

 

 

 

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